ディノニクスは、白亜紀後期に生息していた、小型の肉食恐竜です。ドロマエオサウルス科に属しています。俊敏な動きをする肉食恐竜だったと考えられており、「恐竜ルネッサンス」のきっかけとなりました。
恐竜ルネッサンスとは 恐竜ルネッサンスは、1960年以降に生じた、恐竜界のパラダイムシフトです。それまで恐竜は、遅く、のろまな生き物だと考えられていました。しかし、ディノニクスの発見により、それまでのイメージが一変されました。ディノニクスを発見したジョン・オストロム博士は、恐竜が変温動物でなく、恒温動物であることを示唆しました。群れで生活していたと考えられています。
豆知識 「ジュラシック・パーク」に登場するヴェロキラプトルは、ディノニクスがモデルとされています。
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